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ロームシアター京都で、チェルフィッチュ「三月の5日間」を見てきた。
2003年に岸田國士戯曲賞をとったそうで。その頃私は中3か。
2010年、KAAT「ゾウガメのソニックライフ」、
2016年、安里教会「わかったさんのクッキー」、
以来。私は舞台なんてなかなか見ないから、同カンパニーは頻繁な方だ。
俳優さんがみんな若くて眩しい
感想は山ほどあったけど、一通り彼に喋り倒してもう忘れた。
戯曲の古典って全然知らない。
シェイクスピアとかイプセンとかモリエールとか分脈がなすぎて読めない
岡田作品にはわかりやすいカタルシスってものがない。
メディア芸術祭”Ghost”は、導線が悪すぎて作品見るどころではなかったかも
作家さんでも怒ってる人いそう。
キャプションに再現性が許容できないレベルなんで。って
一言添えてタイトルまで変えてある人もいた。
現代美術に関心が持てなくなって久しいけど。
状況が意味を変えすぎるとか、耐久性がないというか脆弱というか
そのへん追いかけきれない。
聖護院門跡と京都国立博物館
13日の土曜日に聖護院行ってきた。
遷座した山王さん。新しい覆屋。
絵馬の願い事、アトピー去ってケーキ招くって、なんや笑
奉納してウートートーしてきた。
聖護院はいたるところに猫ちゃんの置き物がいて、お庭に愛がある。
参拝後は、小宝グリルでハイシライス。ハヤシじゃなくてハイシ。
玉ねぎたくさんで甘かった。
お水を入れてくれたウェイターさんがものすごく高いところから
お水を入れてくれる芸当を見せてくれた。
普通に入れてると思ったから二度見してしまった。
腹ごしらえをしてってんで出陣
やっぱり美術館は常設展に限る。
夜間開館は人も少なくて、とても良かった。
浦添市美術館で見た、司馬温公家訓の漆板
檀王法輪寺が蔵しているものが出品されておりましたな
初めて拝見。あと螺鈿の卓も出ていた。
朱螺鈿は古いものなんだよ
中国と琉球の漆芸 | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum
あと曼殊院から、天目台とお皿が出ておりましたが
エクストリーム美品。曼殊院、すごいところだ
隠れるようなところにあるけど、だからこそすごいんだな。
昨年いろんなお寺に出かけましたが、建築において
美という項目では曼殊院と聖護院の女院が圧倒的に綺麗で心に残った。
何がどう、とかは言えないけれど、ディテールに趣向があった。
利便性は使う人の人柄に関わるものだし、思想というよりは、
思い入れとか端的に言うと愛。
理念と趣味趣向のない建築ほど仕様のないものはないし。
日記書きたいけど眠い。
ばた。
中山観音中山寺と清荒神清澄寺
青春18切符を使って
京都から尼崎で乗り換え。
紫雲山中山寺(真言宗中山寺派大本山)西国三十三所24番札所。
開基は聖徳太子なんだって。
開基が聖徳太子ということになっているお寺は日本中に
どれくらいあるんだろう。
JR中山寺駅前に馬上太子像があった。厩戸さん。。
安産祈願のお寺ってんで妊婦さんとか人がたくさん。
犬歳だから、さらに人がたくさんいるのかもな
妊婦さん向けにエスカレーターがついてて、
「他山も羨む金持ち寺」なのだそうな
ふーん
仲哀天皇の奥さん(〇〇皇后)の古墳があって、一つ一つの石の大きさが
どんなやって積み上げたのかわからない大きさ。
神権政治だからこそ成し遂げることのできるタイプの事業だね
おおきみは 神にしませば なんとやら
この古墳が、参道、産道とか、多層的にかかってて
安産祈願のお寺になったんでしょうか
おーい人類学
おみくじ大吉引いた。わーいわーい
途中、お昼に鯖寿司とビール。
ながーい参道の途中、りんご飴買ってあげて
大喜びで歩いてくれたよ。
富岡鉄斎美術館。物自体は全然目に入って来なくて
というより眠くて眠くて
それはなんなんだって後から考えたら
ミュージアム的空間でみられるってのを肯定してないからなんですなあ
という話になった。
立命の先生をしていたり、
画家以外にもいろんなお顔があったんだね。
美術館自体は、鉄斎作品に愛のある
素敵な空間でした。
清荒神の布袋さんは2年目。来年また行くことでしょう
(いや私は布袋恐怖症という奇病なんだ)
海住山寺と蟹満寺どっちも智山。
延暦寺から帰って来たその後、くたびれて寝てしまった
車返すまで7時間、ただ駐車場代払うのも癪だってんで
とりあえず出かけてみた。
有馬行くかな、とか思ったけどなんか違う気がして
今年のテーマはアンティキティかなと思って漠然と奈良に向かった
あまり知らないし、なんとなく興福寺の横を車で走ってみたりして。
不思議な気持ち。
元旦だからめちゃくちゃ混んでて、交通規制もあった。
蟹満寺に行ったら?と静岡方面よりご助言賜る。
蟹満寺、白鳳仏があるらしいってんで国道24号線を向かってみたらば
海住山寺あっち。って看板が出ているものだから
そうは遠くはないだろうと思って右折してみた。
奈良から木津川のあたりは、近江とは違って少し山がある
野原が続く感じではない
(ごみ焼却場があったなあ)
海住山寺。五重の塔が国宝なんやって
細い道をずっと登って行く感じ(車だけど)、里を見下ろす感じは、
観音正寺に少し似ている立地。
なんか珍しいところに来たなあ。と思った、
ご本尊さまは、暗く静かに泥が沈殿するような感じの仏様だったな
蟹満寺はお堂が新築されてツルピカだったこともあったけど
お釈迦様はなんとも人間的な白鳳仏なんだって。
また明日書く。
延暦寺大黒堂での大般若転読会
大晦日だってんで、わざわざレンタカーを手配。
スタッドレスを履かせてもらって夜から延暦寺へお参り行くんだぞ。
それだけじゃ悔しいから家の買い物もして本棚なんぞ買い揃えたり組み立てたり。
ドタバタ家を飛び出した。
道空いてた。いつも北白川から上がるけど、毎日道の表情が違う
比叡山ドライブウェイは雪も降ってなくっていつも通り。
ついーっと走って第3駐車場。
月と星が綺麗だった。
根本中堂の中も人がたくさん。素敵なお坊さんがお話してた。
「清少納言も”お坊さんがイケメソたんなら話聴く気になる”言うてた」って。
それはそうかも。
みんな矢と絵馬がついたのを持って歩いてて
なんだろーと思ったんだけども、そう言う習わしみたいだ
絵馬の後ろとおでこにもスタンプもらっていた。
一年で効果切れますから来年も来てね!って期限を切ったら
来年の集客につながるね。永遠に持つなら継続的にお参りしてもらえないし、
お参りのきっかけを失うからつまんないから合理的だ
鬼追い式で調伏するお役の若いお坊さんがきりっと声が通ってて素敵だった。
欲は際限ないもんね。本当にそう。怒る鬼も私だよ。
根本中堂での修正会の後
年が明けて大黒堂で大般若の転読会
度肝を抜かれた!ずーっとみたいと思っていたんだ
お経バサバサってやるの。
あれってなんなん
心の中で大盛り上がりした。
帰りに三井寺の金堂まで駆け上って、月と鐘が嘘みたいな風景、
日吉大社、いっつも行こうと思うけど、なかなかご縁がない。
通りかかるだけで、そのまま嵯峨。
眠くて危なかった。